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JDO、1億人民元超の新たな戦略的資金調達を完了 自動車向けAIシステムの開発とグローバル展開を加速

JDOはこのほど、华民投、张科垚坤、金雨茂物、点亮资本が参加する新たな戦略的資金調達を完了したと発表しました。調達額は1億人民元超です。資金はAI技術の革新と自動車向けAIシステムの研究開発、AIの複数分野への展開、グローバル事業の拡大をさらに進めるために活用します。JDOは今回の調達について、自動車向けAI分野での技術力と成長見通しが産業界と資本市場から改めて評価されたものとしています。

JDOの新たな戦略的資金調達を紹介するメインビジュアル

JDOは上海・張江のAIイノベーションタウンに拠点を置き、特定分野向けのマルチモーダル大規模モデルとエージェント技術を中核とするAI企業です。中国の国家ハイテク企業、上海市の「専精特新」企業、上海市の科学技術リトルジャイアント企業に認定されており、発明特許出願やソフトウェア著作権などの知的財産は累計500件超に上ります。

AI定義車両(AIDV)の時代に向け、JDOは自社開発の「JDO Canghai」大規模モデルについて中国の所管当局への届出を完了しました。また、AIOS、AI Agent、AI Cloudを中心に端末・クラウド連携の体系を構築し、自動車メーカーにAI技術を活用したソリューションとライフサイクル全体にわたるサービスを提供しています。JDOは戦略的パートナーのZhipu AIおよび中国銀聯と共同で、世界初とする「コックピットネイティブ決済Agent」を発表し、車の利用と移動に関するサービスで、利用開始から完了まで途切れない体験を先行して実現したとしています。

これまでにJDOは、アウディ、BMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、トヨタ、日産、ホンダ、現代自動車、ルノー、フォード、上汽、広汽、吉利、長城、阿維塔、嵐図、Xiaomi、TATA、マツダなど、国内外の自動車メーカー30社超と協力してきました。1,500万台超の車両で量産導入と運用を行い、契約済みプロジェクトは4,000万台超の車両を対象としています。エコシステムパートナーは400社超で、消費者向けデータ分野で業界を先導しているとしています。技術面の参入障壁と大規模なエコシステムを築き、直近5年間の売上高の年平均成長率は70%近く、継続的な黒字も実現したとしています。これまでに同创伟业、Qualcomm、建投资本、苏创投などの機関から出資を受けています。

JDOは次の段階の研究開発の重点を自動車向けAIシステムに置きます。世界モデルやフィジカルAIなどの技術を基に、車内外のマルチモーダル認識、対話、機能実行を進め、車両全体の状態に応じた機能とのやり取りから一連の実行までを目指します。ユーザーのニーズと車の利用場面を理解し、車両の各領域の機能やサービスを連携させることで、複数の複雑なタスクをこなす、先回りする車両全体のAI体験を構築する考えです。

同時にJDOはグローバル展開も加速します。地域ごとの言語、車の利用習慣、サービスのエコシステムに合わせて現地対応と納入能力を高め、より多くの市場で自動車向けAIソリューションの活用を進めます。今年に入ってから新たに受注したプロジェクトは70件超で、中国、日本、韓国、東南アジア、欧州、オーストラリア、中東など、世界の複数の国と地域に及びます。国内外のプロジェクトの受注と納入を続けることが、AI技術の改良と商用化を進める基盤になるとしています。

JDOのオフィス受付の写真

今回の資金調達では、産業分野と市場型投資の複数の機関から支援を受け、次の段階の技術高度化と市場拡大に向けた資金を確保しました。

华民投は中国の投資機関で、「中国で成長性の高いエクイティ投資機関トップ10」「中国の投資機関ソフトパワー市場影響力トップ20」「中国の先進技術投資機関トップ50」などに選ばれています。国家戦略に沿い、先端技術への投資を軸として、人工知能、半導体・計算インフラ、新エネルギー、新素材などの戦略的新興産業を幅広く対象としています。

华民投は次のように述べています。「私たちは、AIが産業のリソースをどう結び付け、ユーザーにより一貫したサービス体験を生み出すかに注目しています。JDOは自動車メーカー、ユーザー、コンテンツ・サービスのパートナーをつなぎ、多様な車の利用場面に対応する協力基盤を築いています。産業パートナーとともに自動車向けAIの応用を進め、車両のライフサイクル全体にわたる運用を通じて、ユーザーへの継続的なサービスの価値を広げることに期待しています」

张科垚坤基金(浦東ビッグデータ基金)は、张江科投が組成・運営し、浦東科技創新投資母基金、威盛上華、その他の産業資本が参加して設立したベンチャー投資基金です。集積回路、人工知能、ロボティクス、先端製造などの先端技術分野と戦略的新興産業を重点対象としています。

张科垚坤は次のように述べています。「JDOが自動車のAIコックピット分野で培った独自の革新力と体系的な技術の蓄積を評価しています。JDOは自社開発の『JDO Canghai』大規模モデルを基に、マルチモーダル認識、エージェント、端末・クラウド連携を組み合わせ、実際の自動車の利用場面で改良を続けています。自動車向けAIシステムの研究開発を加速し、技術革新によって車の利用体験を継続的に改善していくことに期待しています」

金雨茂物は戦略的新興産業に注力するベンチャー投資機関です。2025年には清科による中国ベンチャー投資機関の第23位に選ばれました。過去にはイグジット実績のある機関トップ10、VCファンドのリターン第18位、資金調達・直接投資機関トップ10、「専精特新」投資機関トップ10、新素材分野の投資機関トップ10、クリーンテクノロジー分野の投資機関トップ10、半導体分野の投資機関トップ10、AI業界の優秀投資機関トップ20、航空宇宙分野の投資機関トップ20、先端製造分野の投資機関トップ30、医療・ヘルスケア分野の投資機関トップ30などに選ばれています。また、江蘇省のベンチャー投資ブランドをけん引する企業、同省の優秀なベンチャー投資チーム、南京市の優秀ベンチャー投資機関10選などの栄誉も受けています。

金雨茂物は次のように述べています。「自動車分野に特化した大規模モデルとエージェント技術を中核に、自動車向けAIシステムの開発を進めるJDOの長期的な可能性に期待しています。国内外での量産導入と運用の蓄積は、技術の改良と複数のプラットフォームへの応用の基盤になります。自動車分野での経験を再利用できるAI機能へと発展させ、さまざまなスマートデバイスへ段階的に広げることを期待しています」

点亮资本はテクノロジー分野のベンチャー投資に注力する機関です。「破壊的イノベーションを見いだし、実現を支える」というビジョンのもと、AI・ロボティクス、スマート製造、半導体設計、先端技術などを対象としています。これまでに上海エンジェル投資家連盟の最優秀エンジェル投資家賞、胡潤の中国新興ベンチャー投資機関36選、中国母基金サミットのアーリーステージ・ベストリターンファンドトップ30などに選ばれています。

点亮资本は次のように述べています。「JDOの初期株主として、ユーザーのニーズを理解するチームの力と、革新を実際の応用に変える実行力を評価しています。コックピットネイティブ決済Agentは、実際の利用場面に即して技術革新を続ける力を示しています。自動車分野での経験を基に、より多くのスマートデバイスでのAIの応用を探ることに期待しています」

今回の資金調達を受け、JDOは自動車向けAIシステムの研究開発を続け、複数プラットフォームへの適合とグローバルな納入能力を高め、自動車メーカーや産業パートナーとの開かれた連携を強めます。自動車分野で培った技術と商用化の経験を基に、モデル、エージェント、エコシステムのサービスの連携を進め、自動運転車やフィジカルAIロボットなど、さらに多様なスマートデバイスや利用場面への展開を加速します。